江崎浩東大大学院教授(60)が、道の顧問に就任した。9日に札幌市内で行われた就任式に出席した江崎氏は「私が今まで経験してきたことを、北海道の皆さんに貢献できれば」と抱負を述べた。任期は1年。
江崎氏は日本データセンター協会副理事、デジタル庁シニア・エキスパートのほか、経済産業省のデジタルインフラ整備に関する有識者会議の委員も務める。今年4月1日付で道の顧問に就任しているが、この日改めて鈴木直道知事から直接辞令書が手渡された。
知事は「北海道の価値を押し上げていくために、エネルギーとデジタルの両方の分野で深い知見を持っている江崎先生にどうしても力添えを頂きたかった」と任命理由を説明。今後は「道や道内各地でデジタル化、脱炭素化に取り組む市町村、事業者にも幅広い観点から助言を頂きたい」と述べた。
江崎氏はDX(デジタルトランスフォーメーション)などについて「地政学的に非常に北海道の重要性が高まっている」と指摘。半導体産業も「北海道と九州が地政学的にとても重要な拠点にならざるを得ない」と説明した上で、デジタル化は「政治だけでは難しい。産業界が一緒に、官民でつくっていかなければならない」と強調。「この構図をつくっていくために、少しでもお手伝いできれば」と抱負を語った。
就任式の後、江崎氏は「北海道における再生可能エネルギーとデータセンターの今後の可能性について」をテーマに就任記念講演も行った。
















