コンテナ船「きそ」初入港 苫小牧港で歓迎セレモニー

コンテナ船「きそ」初入港 苫小牧港で歓迎セレモニー
苫小牧港に初入港したコンテナ船「きそ」

 内航海運大手の井本商運(神戸市)が苫小牧港・東港発着の定期航路に就航した、国内初の1000TEU型内航コンテナ船「きそ」(9662トン)が9日、同港区の中央埠頭(ふとう)岸壁に初入港した。内航コンテナ船としては国内最大で、陸送から海上輸送へ切り替えるモーダルシフト需要を見込む。苫小牧港利用促進協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)が同日、歓迎セレモニーを行った。

 「きそ」は全長約142メートル、幅22・5メートル。これまで同社が運航していた国内最大規模の600TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)型を上回るが、総トン数は1万トン以下に抑えて柔軟な配船運航を可能にした。苫小牧―京浜で週1便運航する。船舶代理店はナラサキスタックス(須藤哲也社長)。

 この日は350TEUの貨物を載せて初入港し、同協議会事務局の苫小牧港管理組合が、井本商運の井本隆之社長(63)や藤原裕史船長(38)らに花束を贈呈。同組合の早崎仁康総務部長は、苫小牧港の2022年港湾取扱貨物量が全国3位となる見通しなどに触れて「好調な推移は定期航路就航のおかげ」と感謝した。

 井本社長はトラック運転手の不足が懸念される物流業界の「2024年問題」に伴うモーダルシフトを見据え、「トラックの貨物が大量輸送機関にシフトされていく。この船がその受け皿となり、運転手や国の環境問題、国際コンテナ戦略港湾の力になれば」と力を込めた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る