苫小牧市高丘の樽前山神社は12日、樽前山(1041メートル)の山開きを外輪山に建立した奥宮で行った。同山がまたがる苫小牧市や千歳市の観光関係者ら15人が参列し、活火山の静穏と登山者の安全、市民の安寧を祈願した。
山開きは毎年6月12日に行い、コロナ下でも継続してきた。今年は霧と強風に見舞われたが、参列者は奥宮まで登頂。昨年の修復で新しくなった奥宮で神職が祝詞を上げた後、参列者が玉串をささげた。
埼玉県在住の会社員川村拓也さん(29)は昨年、仕事の関係で苫小牧に長期滞在していた縁で参列したといい、「北海道らしさを体感できる樽前山には何度も登っている。これからも平穏であってほしい」と願った。
同神社の鎌田孝幸禰宜(ねぎ)は、千歳市で震度5弱を観測した11日の地震で奥宮に被害がなかったことを確認。神事を無事に終え、「いつも通りに山開きができたことに感謝したい」と述べた。
















