園バス安全装置に補助 苫小牧市、登園管理システムも

園バス安全装置に補助 苫小牧市、登園管理システムも

 苫小牧市は、認定こども園などの送迎バスへの安全装置設置や登園管理システム導入を促進するため、費用の一部を助成する補助事業に乗り出す。登園時、送迎バスや自家用車から降ろし忘れた子どもが車内で死亡する事故が全国で多発していることを受けた取り組みで、いずれも国の補助事業を活用する。今月の定例市議会に補正予算案を提出する考え。

 14日の定例記者会見で、岩倉博文市長が発表した。補助事業名は「教育・保育施設等環境整備補助事業」。総事業費は7881万円を計上した。

 送迎バスの安全装置設置は、認定こども園で保有している送迎バスが対象。子どもが降車後、ドライバーに車内の確認を促す警報が鳴る「降車時確認式」や、エンジン停止後、置き去りになった子どもがいないかを検知する「自動検知式」など国が定める基準を満たした装置を設置した場合、1台当たり17万5000円を上限に助成する。市によると、認定こども園12園で40台の送迎バスを所有しており、事業費は700万円を盛った。

 登園管理システム導入助成については、認定こども園や認可保育園、小規模保育施設など認可施設が対象。登園などの管理にICT(情報通信技術)を活用する場合、端末購入やインターネット環境整備にかかる費用の一部を助成する。

 保育園に預け忘れ、自家用車に乗せたまま放置した子どもが死亡する事故が全国で相次いだことを受けた対策。登園する予定にもかかわらず姿を見せない園児をいち早く発見し、保護者に迅速に連絡するシステムの構築によって各園での安全管理を徹底させる。機能要件などに沿って限度額を設定(最高限度は100万円)。事業費は3200万円を計上した。

 同事業ではこのほか、認可保育施設で保育中に出る使用済みおむつを園で処分する際の費用の助成や、おむつ回収に必要となるごみ箱の購入費や園舎改修費の助成も盛り込んだ。

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