日本政策金融公庫北海道創業支援センターは、2022年度の道内のソーシャルビジネス関連融資実績を発表した。件数は前年度比17・8%増の740件、融資額は1・8%増の61億7700万円となり、いずれもコロナ禍前の19年度(598件、45億400万円)を上回った。
ソーシャルビジネスは▽高齢者や障害者の介護・福祉▽子育て支援▽地域活性化▽環境保護―など、地域や社会が抱える課題の解決に取り組む事業。
関連融資の内訳(重複分を含む)は、「介護・福祉事業者」が445件、38億7800万円で最多。これに「社会的課題の解決を目的とする事業者」が288件、22億6800万円で続いた。
22年度は介護・福祉事業者は前年度に比べ減少したが、「社会的課題―」が件数で83・4%増、金額で55・2%増と大幅な伸びを見せた。同センターでは「社会的課題の多様化や複雑化を背景に、ソーシャルビジネス事業者の活動内容が多方面に広がってきており、それに伴い資金需要が高まっているため」と分析している。
「社会的課題―」向けの融資実績の年代別では、「40代」が96件でトップで、「30代以下」が91件で続いた。特に「30代以下」は前年度に比べ倍増している。同センターでは「近年、若年層でソーシャルビジネスの関心が高まっている」と指摘している。
















