障害児や発達に支援を要する子どもらに玩具を貸与する「苫小牧市おもちゃライブラリー」は17日から、従来の毎週火曜日に加え、毎月第3土曜日にも貸し出しを行う。共働き世帯の利用促進が狙い。運営を担う市女性団体連絡協議会(苫女連)の榎本郁子会長は「親子で気軽に遊びに来られる場所として定着させたい」と話す。
おもちゃライブラリーは遊びを通して子どもの発達を促したり、機能回復を図ったりすることを目的に、苫女連と市社会福祉協議会が市男女平等参画推進センター5階のプレイルームに共同設置。1982年の開設から40年以上、地域の子どもたちの成長を支えてきた。
長く親しまれてきた布や木のおもちゃのほか「アンパンマン」「キティーちゃん」などのキャラクターがデザインされた玩具、人形、DVDなど1000点近くを所蔵。市内または近郊の在住者を対象に1人5点まで最大2週間貸し出している。昨年度の貸し出し実績は48人、223点だった。
貸し出しは毎週火曜日(第5火曜日を除く)の午前10時半~午後3時に行ってきたが平日は仕事で利用できない人が多く、苫女連は今年度、第3土曜日も同じ時間帯に対応できないか協議。先月下旬、市おもちゃライブラリー運営委員会(斉藤フミ子委員会)の了承を得た。
活動資金の確保へ、2024年1月にチャリティー音楽祭を開くことも決定。貸し出しは個人向けに加え、療育を手掛ける通所支援施設や発達支援を要する子どもが通う幼稚園、保育園など団体向けも強化する考えだ。
自身も障害のある子どもを持つ斉藤委員長は「子育て中は家から一歩出るのも大変だが、気兼ねなく遊べる場所として利用してもらえれば」と語る。
利用には登録が必要。登録者は玩具を借りられるほか、屋外交流やお楽しみ会などの行事に参加できる。問い合わせは榎本会長 携帯電話090(2873)3908。
















