工業科設置高校で学ぶ生徒たちが、学校生活を通じて学んだことを発表する「第35回北海道高等学校産業教育体験発表大会工業部会の部」が14日、苫小牧工業高校で開かれた。道内9校の代表9人が出場し、同校電気科3年の酒井俊輔さん(17)が優秀賞(2位)を獲得。9月30日に札幌市内で開かれる農業や商業など専門高校の代表も集まる全道大会に臨む。
北海道高等学校工業クラブ連盟などの主催。発表は1人当たり7分以内で、論旨や表現方法などが審査され、最優秀賞と優秀賞の2人が北海道高等学校産業教育意見・体験発表大会の工業部会代表として出場できる。
9人の代表はそれぞれ、学校生活の中で学んだことや部活動で得た経験、将来への思いを発表した。
酒井さんは「電気のプロフェッショナルとして活躍するために」をテーマに、電気科に進むきっかけとなった胆振東部地震でのブラックアウト経験や「フクシマ50」の映画鑑賞エピソードを披露。1年次から電験三種(電気主任技術者試験)合格に向けて勉強に励んでいることを伝え、電気設備の保安管理技術者として働き、将来は技術者を育てる夢を力強く語った。
「何度も先生(担任教諭)と練り直して原稿を作成した」と酒井さん。滑舌を良くするために発声練習も重ねたといい「まさか賞をもらえるとは思わなかった。(9月の大会では)もう少しスムーズに話したい」と述べた。
最優秀賞(1位)は滝川工業高の山本睦生さん。苫工高の生徒が工業部会代表に選ばれるのは5年ぶりという。
















