ソフトテニスの第52回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップが16日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で開幕し、男女シングルスのベスト4が決まった。苫小牧勢からは西健太(苫小牧工業2年)が出場したが初戦で敗退した。
日本ソフトテニス連盟、北海道テニス連盟主催、苫小牧ソフトテニス連盟など主管。「ソフトテニスの甲子園」とも呼ばれる全国大会で、各都道府県の予選を勝ち上がったシングルス男女各64人、ダブルス男女各72組が出場。試合はすべて7ゲームマッチ。
17日は男女のシングルス準決勝以降とダブルス予選リーグ、18日はダブルスの決勝トーナメントを行う。
男子ダブルスには高体連全道大会でベスト16入りした苫小牧工業の渡邊哲平(3年)・櫻田真生(2年)が出場する。
関係分の結果は次の通り。
【男子シングルス】
▽1回戦 小泉瑠唯(岡山理大付属)4―1西健太(苫小牧工業)
地元勢唯一のシングルス出場となった苫工の西。高校進学後、初の全国大会に「相手は強かったが、思ったより戦えると分かった」と手応えもつかんだ。通常のストロークでは勝負できていたものの、前後の打ち分けを読めず敗退。特に短いボールは相手が一枚上手だったといい、「自分のミスで負けた。来年は成長してこの舞台に帰ってきたい」とリベンジを誓った。
直前の練習試合で右足を捻挫し、高体連の室蘭支部大会(5月16~18日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場)には出場できなかった。全道大会には間に合ったが、団体戦で初戦敗退。西は今回の経験を糧に、秋の高体連新人戦に向け「優勝できるよう頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

















