自民党道連(伊東良孝会長)は18日、札幌市内で第86回定期大会を開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に中村裕之衆院議員(道4区)を選出した。幹事長も冨原亮道議(函館市区、道議会議長)から村木中道議(岩見沢市区)に交代した。今秋にも衆院解散・総選挙の可能性が高まる中、中村新体制で選挙戦に臨む。
定期大会には代議員ら434人が出席。伊東会長は冒頭あいさつで「昨年の参院選道選挙区で2議席を確保し、今春の道議選では54人の自民党・道民会議の会派ができた」と総括した。
世耕弘成参院幹事長も来賓で出席。強烈な解散風が吹いた今国会での「解散はなかったが、いずれにせよ近いうちにあるだろう。その準備は無駄にならない」と強調。「政治は安定が必要」と述べ、自公協力の重要性を指摘し次期衆院選の勝利へ向け檄(げき)を飛ばした。
公明党道本部の稲津久代表も「政治の安定のために北海道でも戦っていきたい」と決意を表明。新党大地の鈴木宗男代表は「年内に解散があってもおかしくない。自民、公明を応援していく」とあいさつした。
この後、2023年度の活動方針を承認。▽来るべき衆院解散総選挙の完勝▽支部長不在選挙区支部の解消―などを掲げた。
前回(21年)の会長選びは党内対立が先鋭化し3カ月近く会長不在が続いたが、今回は解散・総選挙への対応を急ぐ事情もあり、早期決着した。役員改選では、会長、幹事長のほか、総務会長に松浦宗信道議(根室市区)、政調会長に笠井龍司道議(釧路市区)を選任した。任期は2年。
伊東会長からバトンを受けた中村新会長は「北海道は食料安全保障、経済安全保障でも国民に貢献できる。世界に誇る北海道にしていかなければならない」と指摘。道内選出の衆参国会議員は現在16人だが「次の解散総選挙も必ず勝利して国会議員を増やしたい。友党公明党や新党大地とも協力していく」と抱負を述べた。
定期大会終了後、記者団の取材に応じた中村会長は現在、候補者未定の空白区の衆院道1区と8区について「6月中に公募を終え、選考作業を急ぎたい」との姿勢を示した。
















