骨髄ドナー休暇制度を設けている苫小牧市ウトナイ南の建設業、小金澤組(小金澤昇平社長)で21日、献血会と合わせた骨髄ドナー登録会が行われた。関心のある従業員らが骨髄提供について説明を受け、8人が登録手続きを行った。
献血会は北海道赤十字血液センター、登録会は苫小牧骨髄バンク推進会が実施。昨年12月にドナー休暇制度を導入し、骨髄移植への理解が進む同社を初めて会場にした。
同推進会は献血受付の隣に登録ブースを設け、献血に来た人にドナー登録への協力も呼び掛けた。応じた人には、登録から提供に至るまでの流れや、白血球の型を調べるために必要な2ミリリットルの採血が献血と同時にできるといった手続きを説明した。
以前から骨髄ドナーに関心があったという同社の男性従業員(41)=白金町=は登録を終え、「ドナー候補に選ばれても仕事を休みやすいというのは心強い」と話した。
ドナー休暇は、従業員がドナーとなって骨髄提供などに臨む際、入院や通院のために必要な日数を企業側が特別休暇として認める制度。自身の有給休暇を使って長く仕事を休むことへの負担を減らし、提供を辞退したり、ためらったりすることのないよう、同社が日高・胆振管内の民間企業で初めて導入した。
同推進会は昨年度、献血と並行したドナー登録会を市内の商業施設や市役所などで計18回行い、178人が登録した。矢嶋翼会長は「ドナー登録には、本人に加え企業側の協力も重要。たくさんの従業員の皆さんに協力してもらい、本当に心強い」と話していた。
















