苫小牧東中学校(大橋祐之校長)は21日、北海道大学准教授で北大苫小牧研究林を研究拠点とする植竹淳さん(45)の道徳授業を全校生徒対象に体育館で行った。植竹さんは、微生物を通して地球環境の変化を追う自身の研究内容を紹介。生徒たちは真剣なまなざしで聞き入り、地球を守るために自分ができる行動を考えた。
地元で活動する研究者の話から視野を広げてもらおうと企画した。
植竹さんは、地球温暖化が近年急激に進み、北極圏で氷が解け出していること、そのために微生物が増えて氷に色が付き、解けるスピードが増していることを説明。「氷がこのまま解け続けると、苫小牧に住む私たちの生活にも影響が出る」と警鐘を鳴らした。
この上で、温暖化の大きな要因となっている二酸化炭素の排出量を減らすため、社会全体で取り組む必要があることを強調。森林資源を守ることも重要とし、「身近な自然環境を知るため、ぜひ北大研究林に気軽に遊びに来てほしい」と呼び掛けた。
講話後、生徒たちは次々に質問し、植竹さんは丁寧に答えた。2年生の谷川ゆめのさん(13)は「微生物が氷を溶かす原因になっていることを初めて知った。二酸化炭素を減らすため、まずは電気の無駄遣いをしないようにしたい」と話していた。
















