苫小牧市の老人クラブ啓北町長生会(花井孝男会長)は、同町の住宅街にあり、かつてゲートボール場だった市有地約600平方メートルを花壇にし、整備に励んでいる。さまざまな花を植えて手入れし、道行く人たちの目を楽しませている。
花壇整備は地域貢献の一環として、市の承諾を得て長年続けており、コロナ禍もマスク着用などの対策を講じて手掛けている。
今年は、会員が5月下旬に土を起こして肥料をまき、40種類以上の苗を約10人で半日かけて植栽した。その後は毎日のように会員が自主的に訪れ、草むしりや花殻摘み、追肥をしている。
今はノボリフジ(ルピナス)やカキツバタなどが見頃で、近くに住む会員の中田順さん(91)は「以前は草がボウボウだったが、きれいな花壇になった」と喜ぶ。
作業の合間には同クラブで自作した木製ベンチに腰を掛け、仲間が入れたひきたてコーヒーを味わい、おしゃべりをしている。花井会長は「コロナでほぼなくなっていた会員同士の交流が、再び生まれる場になっている。花を見て、ほっとしてもらえたら」と願いを語った。
















