新社長に鈴木氏就任 エア・ドゥ 小型機更新前倒しへ

新社長に鈴木氏就任 エア・ドゥ 小型機更新前倒しへ
鈴木社長(右)と前社長の草野氏

 AIRDO(本社札幌市、エア・ドゥ)は27日、定時株主総会後の取締役会で草野晋社長(62)が退任し前北海道瓦斯常勤監査役の鈴木貴博氏(63)を代表取締役社長に選任する人事を決めた。鈴木社長は同日、札幌市内のホテルで会見し「長く居住した北海道のお役に立ちたい。『北海道の翼』のかじ取りを委ねられ身の引き締まる思い」と抱負を語った。

 鈴木社長は「草野社長はじめ社内全員の力で最悪の期間を乗り切り上昇気流に乗りつつある」との認識を示した上で、「中期経営計画(2022~26年度)に基づき財務基盤を立て直し(昨年10月に経営統合した)ソラシドエアとの共同持ち株会社リージョナブルプラスウイングスとの協業効果で事業基盤を強化する」と述べた。

 同社は昨年度決算で3年ぶりに黒字を計上。現在、中型機(B767型機)4機と小型機(B737型機)8機を有する。「観光客が戻り、電子工業企業進出の期待もあり、今後の需要増は明らか。早期に需要を取り込みたい」として、中期経営計画に盛り込んだ小型機の更新を前倒しで行う考えを明らかにした。

 また両社の整備部門や羽田のオフィスも統合しコストダウンを図る。これらの実施で中期経営計画の最終の26年度には45億円の協業効果を見込むとしている。

 19年から4年間社長を務めた草野氏は「鈴木新体制の下でエアドゥの復活・再成長が実現されるものと確信している」と語った。

 鈴木氏は山形県出身。東北大学法学部を卒業し1982年に北海道東北開発公庫(現日本政策投資銀行)入庫。法務部長、常務執行役員を経て2015年6月から23年6月27日まで北海道瓦斯常勤監査役。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る