苫小牧市内の小中学校が保護者向け一斉情報配信システム「さくら連絡網」を活用し、オンラインで児童生徒の欠席、遅刻連絡などの受け付けを始めた。同システムにメールアドレスや、無料通話アプリ「LINE(ライン)」のアカウントを登録すると、各校にメッセージを送ることができる。市教育委員会は保護者と学校の新たな連絡手段として活用を促していく。
従来、当日の欠席連絡は学校への電話のみで受け付けていたが新型コロナウイルスの感染拡大時には着信が相次ぎ、つながらない時間帯も発生。そうしたトラブルを解消し、教員の電話応対の負担も軽減しよう―と同システムを導入し、26日に運用を始めた。
利用開始に当たっては専用サイトで交付されたIDや認証コードを入力し、事前登録する必要がある。登録後、ログインして「学校へ連絡」を選択すると、メッセージを送ることができる。スマートフォンアプリもある。
市教委によると、26日は小学校238件、中学校86件の計324件、27日は小学校218件、中学校117件の計335件の利用があった。
欠席連絡は当日の午前8時までとし、前日から対応。風邪や腹痛などでいったん欠席の連絡をしたが、症状が改善したため登校するといった連絡は当日午後1時まで受け付ける。従来の電話での欠席連絡にも応じる。
現場の教員からは「(保護者からの)電話連絡が減った」「業務軽減につながる」などと歓迎の声が上がる一方、システムの動作が重く、つながりにくいといった課題も。市教委は「初日から多くの利用があった。使い勝手を向上させ、保護者と学校、両方の負担軽減につなげたい」としている。
「さくら連絡網」は学校と保護者をつなぐ新サービスで、学級便りの閲覧などにも使えるという。
















