北海道電力は28日の定時株主総会後の臨時取締役会で、藤井裕社長(67)が代表取締役会長に就任し、斎藤晋取締役(62)が社長に昇格する人事を決定した。斎藤社長は同日、札幌市内で記者会見し、「泊発電所の再稼働後には適正な料金として値下げさせていただく」と述べ、電気料金の値下げを明言した。社長就任については「身の引き締まる思い。グループの総力を挙げ、お客さまの暮らしと北海道経済を支え、グループの企業価値向上に取り組む」と抱負を語った。
斎藤社長は泊原発について、「(原子力規制委員会の)審査対応が間もなく丸10年になる。早期再稼働に向け、引き続き津波、地震に関するデータなどの審査資料の精度の向上を精力的に進める」とした。
次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出については「5月に対応する専任チームを立ち上げた。サービスをしっかり検討し、北海道経済のために役に立ちたい」と語った。
斎藤社長は札幌市出身。北見工業大学工学部を卒業し1983年入社。2018年9月の胆振東部地震時は執行役員苫東厚真発電所長。火力部長を経て、21年6月から取締役常務執行役員。
















