環境省脱炭素センター開設 GX投資支援 道地方事務所に

環境省脱炭素センター開設 GX投資支援 道地方事務所に

 環境省は、北海道地方環境事務所(札幌市)内に「北海道脱炭素投資支援センター」を立ち上げた。GX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素化)投資を道内に呼び込む機運が高まる中、株式会社脱炭素化支援機構(JICN)と連携。道内での脱炭素投資案件の組成に向けた支援などに取り組む。

 日本政府は世界的なGX投資拡大の潮流を受けて、5月にGX推進法を制定。10年間で20兆円規模の新しい国債「GX経済移行債」を発行し、官民合わせて150兆円超の投資を目指している。

 このGX投資を道内に呼び込むため、今月23日に産学官金の21団体で構成するコンソーシアム(共同事業体)「チーム札幌・北海道」が発足。国内随一の再生可能エネルギーのポテンシャルを最大限活用し、GX投資に関するアジア・世界の「金融センター」の実現へ向け始動している。

 こうした動きを重視し、環境省でも同日、道内に脱炭素投資支援センターを開設した。JICNの機能の一部をセンターに移転。両者が連携して脱炭素化の取り組み支援を一体的に推進していく。

 具体的には(1)脱炭素投資案件組成支援(2)道内企業GXビジネス支援(3)道内地域金融機関の人材育成・体制整備支援―に取り組む。

 (1)では道内の個別課題やニーズの収集・分析、評価を行うほか、個別プロジェクトに対する実現可能性調査も実施し、投資案件の具体化を図る。(2)ではGXビジネスに関する企業からの個別相談対応やセミナーによる情報提供、企業間マッチングイベントも開催する。

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