39歳で死去、衣斐さんの小説朗読会1日に 苫小牧

39歳で死去、衣斐さんの小説朗読会1日に 苫小牧
小説の朗読と二胡演奏のイベントを企画した村瀨さん(右)と、衣斐さんの母美稚子さん

 難病の脊髄小脳変性症のため2020年7月に39歳で亡くなった苫小牧市出身の衣斐大輔さんの小説「雲をとおる波」の朗読会と二胡の演奏会が7月1日午後5時から、市内弥生町のティーテラス槻で開かれる。

 小説は音楽で巡り合った若者たちの群像劇で、物語は主人公が新たな一歩を模索し始めるところで終わる。衣斐さんが残した原稿を基に家族が昨年11月、自費出版した。

 衣斐さんの旧弥生中時代の同級生だった山本千夏さん(41)=弥生町=と村瀨忠史さん(41)=桜木町=の2人が、小説のPRを目的に企画。自ら経営する同店で小説を販売する山本さんは「衣斐さんが残した本を、できるだけ多くの人に知ってほしかった」と語る。村瀨さんも自身のバンドがライブ活動を行う際、小説をPRしており「いろんな形で作品に触れてほしい」と願う。

 朗読と演奏は札幌市在住の二胡奏者の福本夢さんが行う。福本さんは17年、同店で衣斐さんが貼り絵の展示会を開いた際、作品をイメージした音楽を奏でるパフォーマンスを披露するなど生前に親交があった。

 衣斐さんの母、美稚子さん(70)=矢代町=は「亡くなって3年になるがこうやって今も思い出してもらえ大輔も喜んでいると思う。新たに(小説を)手に取ってもらえる人がいれば」と語る。

 チケットは、小説1冊(A6判、304ページで1000円)とワンドリンク付きで、1人3500円。

 申し込み、問い合わせは同店 0144(84)1412。

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