ココトマ 健康、福祉の拠点に 24年度から にぎわい創出へ 苫小牧市

ココトマ 健康、福祉の拠点に 24年度から にぎわい創出へ
 苫小牧市
市まちなか交流センター・ココトマ。来年度から健康増進事業の展開を検討している

 苫小牧市は、市まちなか交流センター・ココトマ(表町)を新たに「健康とふくしのまちづくり拠点」と定める方針を固めた。既存のカフェなどを継続しつつ、健康や福祉に関する事業や情報発信を展開し、中心市街地のにぎわい創出を図る狙い。指定管理者には市と市医師会(沖一郎会長)が共同出資する一般財団法人ハスカッププラザを想定。関連議案を9、12月の市議会定例会に提案し、2024年度から事業を展開する予定だ。

 ココトマは14年に開設。広告会社のオーティス(弥生町)が指定管理者を担い、市民に憩いと交流の場を提供し、観光情報を発信するなどの事業を展開。年間入館者は22年度、前年度比30・6%増の22万8087人。収入実積は、カフェの売り上げが0・9%減の924万2453円、施設利用料金収入が16・1%増の138万9750円。

 市によると、指定管理者がハロウィーンイベントや、東胆振の食材をPRするマルシェなど独自事業、料理教室など自主事業を展開し、多くの市民に親しまれているが、カフェを主軸にした収益事業は運営が厳しいという。市は施設所有者の社会福祉法人ふれんどの意向も踏まえ、運営の在り方を検討してきた。

 22年度に策定した苫小牧駅周辺ビジョンに基づき、エリア全体を「健康とふくしのまちづくり」に役立てる地区とし、ココトマをその拠点とした上、健康診断の受診や情報の発信、体験や学習機会の提供など、健康増進事業を新たに展開する方針。カフェをはじめ、休憩の場の提供や地域情報の発信、文化活動の促進はこれまで通り行う。

 24年度に更新を迎える指定管理者について、豊富な知識やノウハウの蓄積を踏まえ、ハスカッププラザを想定している。市は7月にパブリックコメント(意見公募)を実施し、同センター条例改正案を9月市議会定例会に、指定管理者を選定する議案を12月定例会に提出する方針。市未来創造戦略室は「豊かな暮らしを実現しながら、中心市街地のにぎわいを創出したい」としている。

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