苫小牧市民生委員児童委員協議会(松村順子会長)はこのほど、主任児童委員を対象に研修会を市労働福祉センターで開いた。苫小牧署生活安全課の出村憲史係長が、子どもたちを犯罪被害から守る地域の在り方について講話した。
市内の各地域で活動する主任児童委員55人が参加。出村さんは▽犯意のある行為者▽ふさわしいターゲット▽抑止力のある監視者がいない―の三つの要素がそろうと犯罪が起きやすい傾向にあることを指摘した。
市内では年明けから5月までに、13歳未満の子どもが遭った窃盗などの被害、つきまといや容姿撮影の事案が各6件発生したことを説明。深刻な被害を防ぐため、犯意のある行為者を減らすことや、子どもたち自身が防犯知識を身に付けたり、子どもと犯意のある行為者が接しないように切り離す物理的工夫をしたりする必要性を訴えた。
さらに、主任児童委員をはじめ子どもを守る地域の担い手が「抑止力のある監視者になることが重要」と強調。子どもたちの登下校時間に合わせて家の外に出たり、子どもが遊ぶ時間帯に近所の公園に立ち寄るなど、「見守り活動を行う場所や時間帯を工夫することが大切」と説明した。
















