17日に中高生向けボランティアスクール 苫小牧

17日に中高生向けボランティアスクール 苫小牧
ボラスクをPRする我妻さん

 苫小牧市社会福祉協議会が運営する市ボランティアセンター(ボラセン)は17日、中高生対象のボランティアスクール(ボラスク)を開講する。より良い地域づくりに取り組む高校生の団体の意見を参考に、フェアトレードの視点を取り入れた研修内容を予定しており、全道でも珍しい試み。

 市青少年課のジュニアボランティア育成事業の一環で、市とボラセンが主催。子どもたちに多様な価値観や生き方を伝え、ボランティア活動に関心を深めてもらうことを目的に、毎年実施している。

 今年度のテーマは「持続的に『支え合う』社会を実現していくためにできることはなんだろう?」。経済的、社会的な力の差に影響を受けない公平・公正な貿易「フェアトレード」の視点から、誰もが支え合い、助け合う社会の在り方について参加者が学び、考える。

 午前10時の開会後、市内の傾聴ボランティア・アガペーの会から講師を招き、相手の思いに寄り添う傾聴を体験する。昼食を挟み、午後から道内企業Co.DESIGN(コデザイン)の有坂美紀代表から、フェアトレードの意義について学ぶ。その後、持続的な支え合い活動の実現に向け、自分自身や若い世代の仲間と共にできることを参加者同士で話し合うグループワークを行う。終了予定時刻は午後4時。

 今回のボラスクは、市内の高校生でつくる「フェアトレード学生団体@苫小牧」のアイデアを盛り込んで企画した。同団体は昨年度のボラスクに参加した高校生が意気投合し、今年初めに生徒5人で立ち上げた。

 空港と港のダブルポートを抱える苫小牧を若者の力で「フェアトレードタウン」とし、まちの活性化につなげようと、定期的に集まって学びや意見交換を継続。ボラセンの担当者の立場から活動を見守ってきた我妻真吾さん(29)が生徒たちの希望や意見をくみ取り、市と共に事業化した。

 我妻さんは「持続可能な社会の担い手となるのは、今の子どもたち。ボラスクもすべてが大人主導ではなく、若い世代の意見や思いを取り入れた内容にしていきたい」と語った。

 ボラスク対象者は市内在住の中学1年~高校3年。参加費は昼食代込みで500円。定員20人。

 申し込み、問い合わせはボラセン 電話0144(84)6481。

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