都市総合開発(苫小牧市)が指定管理する苫小牧市矢代スポーツセンターでこのほど、アブロステニススクールが開かれ、愛好者らが競技を楽しんだ。
同スクールは6月5日にスタート。市民や愛好者らの声に応えたい―と一般、ジュニアの2クラスを設け、それぞれレベルに合わせたコースを用意して開いている。会員制は取っておらず、事前申し込みも不要。力量や都合に合わせて自由に参加できる。
21日の同スクールには午前11時からの初級・初中級コースに5人の愛好者らが参加。約1時間半、基本やラリーのこつなどを学んだ。日本プロテニス協会プロフェッショナル3などの資格を持つ牧野隆夫コーチは「体を動かして楽しく運動してもらいたい」と語った。
参加した福井弘幸さん(69)は「指導が丁寧でいつも楽しみに参加している。仲間と施設でゲームなどをすることも多いが、スクールで基本を学ぶことも大切だなと感じる」と手応えも。「自分の都合に合わせて参加できるのも魅力的。空いた時間に立ち寄ることも多い」と話した。
1月にリニューアルオープンした同施設。ホームページやインスタグラムなどを開設しインターネット上での発信にも力を注ぐ。同社の安達一幸体育施設統括部長は「多くの方に気軽に参加してもらいたい」と参加者を募っている。
一般クラスは初心者、初級・初中級・中級・上級の4コース、ジュニアクラスは年長~小学2年、小学3年~中学3年、試合出場を考えている9歳以上の3コースと、力量や年代別に設定されている。一般の初級コースはラケット貸し出しも対応する。問い合わせは同施設 電話0144(74)4777。

















