苫小牧市の各町内会の自主防災組織で構成する市自主防災組織連合会は5日、市役所で総会を開き、今年度の事業計画を決定した。瀧進会長(澄川町町内会)の勇退に伴い役員改選も行われ、新会長に見山町西町内会の星道博氏が選ばれた。
事業計画では、2022年度から3カ年計画で行っている学校区単位の避難所の防災研修会を7~12月に中央、鉄北、錦岡エリアでそれぞれ開催。12月~翌2月下旬には道防災教育アドバイザーを招き、同連合会や消防団など4団体を対象に災害ボランティアのスキルアップを図る講演会を行う。11月5日の「津波防災の日」前後には、市民参加型の防災訓練を実施することも承認した。
防災研修会は、災害時に多くの住民の避難が想定されることから、校区内の複数の町内会が集まって避難所での留意点を確認するのが目的。昨年度に行った鉄南、沼ノ端エリアでは役員不足や高齢化の課題が指摘されたという。市によると、24年度内に全7エリアが終わるため、今後は研修会で出された課題を踏まえた取り組みを検討する。
新会長の星氏は東日本大震災の被災地に出向いた経験もあり、「苫小牧では津波死者が4万人との想定が出ている。幼稚園、小中学生も含め皆で取り組んでいきたい」と話した。
同連合会は地域防災力向上を目的に2016年に発足。現在60団体が参加している。
















