苫小牧高等商業学校(猪瀨徹校長)は5日、3年生46人を対象に就職ガイダンスを実施した。就職支援の一環で、生徒たちは1日かけてグループワークや模擬面接に取り組み、今後の就職活動の進め方を理解した。
厚生労働省の委託事業で、キャリアコンサルタントの資格を持つ講師ら2人を招き、就職活動のスケジュールや求人の探し方について学んだ後、自己紹介文を作成したり、グループワークに挑んだりした。
グループワークでは、採用する側の視点に立った会社づくりに挑戦。職種や事業内容を決め、架空の応募者6人のプロフィルを見ながら「コミュニケーション能力がありそう」「仕事の効率化を図れそう」―などとそれぞれの強みや能力を話し合い、採用する4人を決めた。講師からは「会社によって選ぶ基準が違うので、誰にも採用のチャンスがある」と説明を受けた。
製造業を志望する高竜哉さん(17)は「コミュニケーション能力や協調性といった新卒に求められることが改めて分かった。人の上に立たない限りなかなか採用を考えることはないので参考になった」と話した。
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一方、1、2年生131人には先月、合同進路ガイダンスが行われた。専門性を持った講師を迎え、進路について考えてもらうのが狙い。星槎道都大学(北広島市)や札幌ブライダル&ホテル観光専門学校(札幌市)など25校の教員らが来校し、それぞれのブースで学校の特徴や学べる仕事内容について紹介した。
経専調理製菓専門学校(札幌市)は家庭科室でオムレツの作り方も実践。生徒たちは教員から、レシピや作り方のこつを教えてもらっていた。
猪瀨校長は「生徒の表情を見ると生き生きしていた。こんな仕事に就きたい―という夢が強くなったと思う」と話した。



















