帝国データバンク札幌支店は、2022年12月時点の道内企業の社長年齢分析調査結果を発表した。社長の平均年齢は前年を0・1歳上回り61・2歳。32年連続の上昇で、過去最高を更新した。
社長が交代した割合は3・69%で、前年から0・37ポイント低下。社長が引退する平均年齢は69・9歳で、70歳が目前の段階で交代している結果となった。
社長の年代別構成比では、「60代」が29・2%で最多。これに「50代」(25・6%)、「70代」(22・7%)が続いた。全体の8割強を「50歳以上」が占めた。また、道内社長の4人に1人が「70歳以上」となっている。一方、「40代」は15・1%。「40歳未満」は2・7%にとどまっている。
社長平均年齢の業種別では、「不動産」が63歳で最も高い。以下、「卸売」(62・3歳)、「製造」(62歳)、「建設」(61・3歳)の順。「サービス」が60・4歳で最も低かった。
売上高区分別では、「1億円未満」と「500億円以上」が62・4歳と最も高い。「10億~100億円未満」が59・4歳で最も低くなっている。
全国平均(60・4歳)に比べ北海道は0・8歳高い。都道府県別で最も高いのは秋田県(62・4歳)。北海道は山形、茨城、山梨、長野各県と並び、全国で8番目に高い水準にある。
これに対し最も低いのは6年連続で三重県(59・1歳)。同県は22年時点の後継者不在率も29・4%と最も低く、事業承継が進んでいるとみられる。
同支店では、道内社長の高齢化に歯止めがかからない現状について「社長が高齢化し事業承継への着手が遅れた場合、社長の高齢リスクによって承継が間に合わないケースや、十分な引き継ぎができず承継後に経営が行き詰まる懸念もある」と警鐘を鳴らしている。
調査は同社が保有する企業概要ファイルから、22年12月時点における約4万5000社の道内企業の社長データを抽出し、集計・分析した。
















