苫小牧市美術博物館は15日から9月3日まで、特別展「縄文と現代~共鳴する美のかたち」を開催する。美術博物館という複合施設を生かし、絵画から土器まで200点以上を展示。12日に展示物が同館に到着すると、運送会社の美術品専門スタッフや学芸員が慌ただしく搬入作業に追われていた。
同館開館10周年と苫小牧市・八戸市交流連携協定の提携5周年を記念した特別展。180点超の展示物は青森県立美術館や八戸市博物館など道内外10施設から借り受けた。縄文遺物の優品や、縄文に着想を得た岡本太郎さんらの作品を三つのセクションに分けて並べる。
運送会社のスタッフは、段ボールに梱包(こんぽう)された作品を慎重に会場内に搬入。展示配置図案を基に学芸員の指示に従いながら、一つずつ配置予定場所に置いた。今後梱包を解き、異常がないか確認し、設置していく。
同館第3展示室では、八戸と苫小牧間のフェリー航路開設50年、苫小牧港開港60周年を記念した特集展示「〈はちとま〉の海にまつわる自然と歴史」も同時開催。歴史、自然の2部門に分け、計約40点を並べる。縦横160センチの苫小牧港石炭荷役施設模型や海鳥の剝製などで、担当学芸員は開催を前に写真パネルを所定の位置へ丁寧に設置していた。



















