ハスカップバンクが自生種の子ども向け教育活動 苫小牧

ハスカップバンクが自生種の子ども向け教育活動 苫小牧
ハスカップの実からの種を取る子どもたち

 苫小牧市内に自生するハスカップの保全に取り組む官民連携組織「ハスカップバンク」は、地元の小学生や園児を対象に、ハスカップの実を使った教育活動を始めた。同バンクに加入する苫小牧造園協同組合が指定管理者業務を担う出光カルチャーパーク(末広町)内の花壇で、ハスカップや自生種の説明を聞いたり、種を取ったりする。

 同花壇では苫小牧にゆかりのある多彩な植物を自生種の苗から育てており、実がなる時期を迎えたハスカップをより身近に感じてもらおうと企画した。

 11日は新中野町の苫小牧中央幼稚園の3~4歳児28人が訪れた。同組合の黒崎暁子樹木医が、ハスカップが市の「木の花」であることや、実の中にある種を植えるときは「果肉をしっかり落とさないと芽が出てこない」と説明。園児たちは自ら摘み取った実をつぶし、種を取る作業にも挑戦した。紫色に染まった手をお互いに見せ合ったり、鼻を近づけたりして、思い思いに楽しむ姿が広がった。

 下村進次郎君(4)は「種はすごく小さかった。ハスカップを食べてみたくなった」と話した。黒崎樹木医は「自生のハスカップを大切にする機運を高めていけたら」と力を込める。今後の天候や実の状態にもよるが、今月下旬まで参加を受け付ける予定。

 問い合わせはサンガーデン 電話0144(33)4411。

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