千歳市花園の千歳川左岸にある日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事業所の構内に16日、インディアン水車の捕魚車が設置された。シロザケのふ化事業を目的にした今季の捕獲は、親魚の遡上(そじょう)期を迎える8月20日前後から始まる。
千歳川でのインディアン水車の設置は夏の風物詩。この日午前8時すぎ、10人の職員が捕獲するための仕掛け「ウライ」の上でスタート。新たなシーズンに向けてきれいに化粧直しを施した赤い木枠を手際よく組み立て、青色の捕魚車を1時間ほどかけて据え付けた。
昨季は58万7475匹を捕獲した。放流した稚魚が生育するための気象、海洋環境が良好で生存率が向上し、1888年のふ化放流事業開始以来の記録(55万905匹、95年)を塗り替え、関係者を大いに活気づけた。
道内の調査研究機関によると、千歳川を含む日本海中部海域の今季の来遊見通しは前年の9割強、ほぼ前年並みとみられている。
















