駅前会場4年ぶり復活 来月26、27日に「活性の火」 道内外から67組が出演

駅前会場4年ぶり復活 来月26、27日に「活性の火」 
道内外から67組が出演
「活性の火」をPRする杉村実行委員長(中央)と地元からの出演バンドの一つ、「ザ・フリーマーケッツ」のメンバー

 苫小牧市中心部にかつての活気を取り戻そう―と2014年に始まった野外音楽フェスティバル「活性の火」(実行委員会主催)―。10年目の今年は8月26、27両日の開催が決定した。コロナ禍で会場を中央公園(若草町)に絞っていたが、アカシア公園(王子町)とライブハウスELLCUBE(同)の駅前会場を4年ぶりに復活させ、初出演のロックバンド「ガガガSP」「桃色ドロシー」をはじめ道内外から前年比2・4倍の総勢67組が出演する。入場無料で、実行委員長の杉村原生さん(45)は「まずは楽しんでほしい。その上で、駅前の今について何かを感じてもらえたら」と願う。

 今年は中央公園の2ステージに加え、アカシア公園とELLCUBEに各1ステージを設置。「ザ・50回転ズ」「Survive Said The Prophet」「鶴」など全国区で活動する同フェスの常連や道内勢のアマチュアバンドも多数出演する。

 中央公園にはキッチンカーや露店を30店ほど並べ、飲食用のテーブル席も設ける。杉村さんは「久しぶりに駅前のステージが復活し、付き合いが長くなったバンドが多く出てくれる。原点回帰で臨みたい」と意気込む。

 活性の火は、JR苫小牧駅南口の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」が閉鎖した14年8月にスタート。同年の来場者数は約9000人だったが、19年には約2万9000人まで増えた。コロナが直撃した20年は初めて有料化し、中央公園会場のみ、300人限定で実施。21年は中止したが、22年は検温や入場制限など感染対策を講じた上、入場無料で再開し約3000人を集めた。

 今回は地元を中心に40人ほどがボランティアとして参加予定。協賛企業は前回から30社ほど増え、約120社に上る。杉村さんは「支援の広がりを感じる」と感謝。今月下旬にはクラウドファンディングを始める。

 杉村さんは、今も駅前に廃虚化したビルがたたずむ現状を複雑な心境で受け止めながら「まちづくりは人づくりだと考えている。活性の火を通じ、まちのために行動する人を一人でも育てていけたら」と力を込める。

 開演時間は各日午前10時~午後6時。中央公園内に設置する一般駐車場は1日2000円(前売り駐車券購入で1500円)。

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