第44回苫小牧中央ライオンズクラブ(LC)サッカー中学生大会が15、16日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場で行われた。決勝は青翔が啓北に5―0で快勝して3連覇。最優秀選手賞は青翔のMF深見祐羽(3年)、優秀選手賞は啓北のGK佐藤柊吾(3年)が選ばれた。3位は緑陵・啓明合同だった。
決勝は胆振中体連王者の青翔がボールを支配、前半は啓北のクリアミスから深見がミドルシュートを決めた。後半もMF荒の2ゴールなど4点。20分すぎには深見がDFをかわしてこの日2点目。
深見は「きょうは一番いいプレーができた。積極的にシュートを狙っていった」と話したが、「ディフェンスや1対1でまだ弱いところがある」と課題も挙げた。さらに中体連全道大会を見据え「この大会で負けるわけにいかなかった。全道で勝って全国に行きたい」と語った。
大会は苫小牧中央ライオンズクラブ主催、苫小牧民報社など後援。9チームが出場して栄冠を競った。
▽決勝
青 翔5―0啓 北
▽3位決定戦 緑陵・啓明合同1―0光洋
▽準決勝 青翔6―1光洋、啓北4―0緑陵・啓明合同
15日
▽2回戦 光洋3―2和光、青翔7―0苫東・開成合同、緑陵・啓明合同3―1ウトナイ・鵡川合同、啓北3―0明倫▽1回戦 光洋2―0明野
現チームの無敗を守った青翔。蝦名監督は試合後、「3年生を中心に自分たちで考えて、楽しくサッカーをさせようと思った」と話した。胸中には8月に控える中体連の全道大会があり、今回は前哨戦として臨んだ。
15日は雨のコンディションの中で苫東・開成合同を圧倒した。準決勝は1失点したが決勝は完封。選手には全道大会を勝ち抜けるパスの質、プレーと判断のスピードを求めた。目標は全道の先のある全国大会。「まだあと一歩…ですかね」と振り返り、ディフェンス面でのプレッシャーなども課題に挙げながら全道チャンピオンへ闘志をかき立てていた。




















