苫小牧市は今年度から、市内でヒグマの目撃情報が多い地域に順次、注意喚起の大型看板を設置していく方針だ。1カ所目は錦岡の道道樽前錦岡線の錦岡ゲート付近で14日、「熊出没情報」として目撃日時を大きく書き込んだ縦90センチ、横180センチの看板を立てた。
市環境生活課によると、市内でのヒグマ目撃情報は14日時点で、前年同期より2件多い19件を数えている。5月には体長1・5~2メートルのヒグマが錦岡の口無沼周辺で相次いで目撃されたため、このエリアをヒグマの生息圏と判断。山菜採りシーズンには近くの道路脇に車を止め、茂みに入っていく人も多く担当者は「ヒグマが出る場所であることを注意喚起する必要性を感じた」という。
今回設置したのは、アルミ複合板にホワイトボードの素材の板を貼った長方形の看板。マグネットを付け替えて直近の出没日時が表示できる他、ライトに反射して夜間でも目立つ仕様となっている。
市職員3人で道道沿いの草地に支柱の鉄パイプを打ち込んだ上、ドライバーの目に入りやすい角度に調整し、取り付けた。
これまでもヒグマの目撃情報があった現場近くには数週間、45センチ四方の注意看板を設置する対策を講じてきたが、口無沼から約7キロほど西側で市街地寄りの道道樽前錦岡線の錦岡ゲート付近には、大型看板を常設。同課の担当者は「(生息域に入る手前で)看板を見て、注意する人が増えてくれれば」と話す。
口無沼の東を走る国道276号でもクマの目撃情報が相次いでおり、2カ所目の大型看板の設置を計画しているという。
















