北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭が18日、記者会見した。次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)の千歳市進出やデータセンター、洋上風力発電の建設など、道内各地で続く明るい話題に触れ「北海道、日本にとって新しい産業の芽が生まれる。育て、成長させていきたい」と語り、道内への波及効果を期待した。
このうちラピダスに関しては、同社の小池淳義社長がデータセンターの集積する石狩、札幌から苫小牧までの周辺一帯をつなぎ先端産業の拠点とする「北海道バレー構想」を打ち出したことを踏まえ、「データセンターの増加に伴う利用需要を掘り起こしたい」と意欲を見せた。
北海道新幹線の札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される並行在来線の函館線長万部―函館間の貨物線問題にも触れ、「国と道、JR北海道、JR貨物の4者が協議中。物流を巡る2024年問題もあり、同区間の維持存続は北海道だけでなく日本の食料安全保障を担保する問題。何としても維持する必要がある」と強調した。札幌五輪・パラリンピック冬季競技大会の2030年招致には「あくまでも30年を目標に招致活動を続けたい」との考えを示した。
同連合会は20、21の両日、20人が上京して地元選出国会議員や経済産業、国土交通、財務などの関係省庁に対し要望活動を行う。
















