苫小牧市東開町の市東開文化交流サロンで17日、市美術博物館の出前講座「苫小牧のアイヌ文化を学ぼう」が開かれた。地域の小学生9人が参加し、アイヌ語地名などについて学んだ。
アイヌ民族や文化について知る機会をつくろうと、同サロンが同館に依頼した。
講師は学芸員の岩波連さんが務め、樽前、勇払、植苗などアイヌ語由来となっている市内の地名について一つ一つ解説した。アイヌ語で「波・崩す・所」という意味の小糸魚(こいとい)から糸井になるなど、読みが難しいためにアイヌ語由来の地名が変更された例があることも伝えた。
苫小牧ではアイヌ民族の村や家の跡がほとんど見つかっておらず、代わりに丸木舟が多数出土していることを紹介。道内で出土した丸木舟20隻のうち、9隻を占めていることを説明し、苫小牧が物流拠点として機能していたと説明した。
沼ノ端小学校6年の小向慶明君(12)は「丸木舟やアイヌ語などについて詳しく知ることができ、面白かった」と話した。
















