生徒ができること考える 中高生ボランティアスクール 苫小牧

生徒ができること考える 中高生ボランティアスクール 苫小牧
 奉仕活動について考える生徒たち

  苫小牧市内の中高生が自分たちにできるボランティア活動について学ぶボランティアスクール(ボラスク)が17日、市民活動センターで行われた。中学1年~高校3年の17人が傾聴やフェアトレード(公平・公正な貿易)をキーワードに、地域での支え合い活動の在り方を考えた。

 市と市社会福祉協議会ボランティアセンター(ボラセン)の主催。市のジュニアボランティア育成事業の一環で、毎年テーマを変えて実施。今年度は市内の高校生によるグループ「フェアトレード@学生団体」の活動を参考に、フェアトレードを軸とした内容で企画された。

 生徒たちは、市内の傾聴ボランティア「アガペーの会」のメンバーから、相手の話を丸ごと受け止める傾聴の心について学んだ後、道内企業Co.DESIGN(コデザイン)の有坂美紀代表の講話でフェアトレードについての知識を深めた。

 有坂さんはフェアトレードは「単なる取引行為にとどまらず、どんな立場の人とも対等な関係を結んでいくこと」と強調。「持続可能な社会を実現するためには、異なる価値観を持つほかの人との協力が欠かせない」と訴えた。

 自分たちにできそうなボランティア活動を考えるグループワークも実施。地域コミュニティーの希薄化を指摘した生徒は、「まずは近所の人を相手に傾聴活動に取り組みたい」と意気込みを語った。

 苫小牧東中2年の大桑綾真さん(13)は「雪かきボランティアや町内会の手伝いをしてきたが、他の活動も知りたいと思い、(ボラスクに)初めて参加した。傾聴の大切さを含め、いろいろなことを学べた」と話していた。

 ボラセンは8月、小学生向けのボラスクも計画している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る