8月のお盆を前に、苫小牧市内の仏壇店に盆ちょうちんが並び始めた。先祖の霊を迎えるための伝統的な仏具。ほのかに光る夏の風物詩に照らされた店内は、涼しげな雰囲気に包まれている。
吉本仏壇店(錦町)は今月から、置き型やつり下げ型などの数十種類を陳列。伝統的な組み立て式からコードレスのシンプルな円柱型までさまざまで、柄もバラエティーに富んでいる。価格は2万円前後。核家族化などを背景に盆ちょうちんも小型、簡素化しているが、高さ80センチほどの大きなものも。
近年は家紋入りの盆ちょうちんが人気で、着物や墓に書かれた家紋の写真を持参し来店する客もいるという。同店専務の吉本光国さん(71)は「孫世代にもルーツを知ってほしいと思う人が多いのか、(家紋入りを求める客が)年々増えている。各家庭の仏壇に合う大きさを選んでほしい」と話す。
















