体験入学で日本語力向上 米国からの留学生受け入れ 開成中

体験入学で日本語力向上 米国からの留学生受け入れ 開成中
授業を受ける木本朔さん

 米国オレゴン州在住の中学1年生、木本朔さん(13)が苫小牧開成中学校(細部善友校長)に体験入学している。現地の学校の夏休みを利用して来日し、25日の1学期の終業式まで学校生活を過ごす。教室では「ザック」の愛称で親しまれ、「クラスメートと勉強したり、しゃべったりして過ごすのはとても楽しい」と笑顔を見せる。

 木本さんは米国生まれで、普段は現地のポインター中学校に通学している。開成中には、日本での学校生活を通じて自立心を育み、日本語力を向上させたいという両親の意向で体験入学した。

 母親の出身地が苫小牧市で、実家が開成中学校区内にあり、昨年は同中学校区内の清水小学校に3週間体験入学している。中学生になった今年は開成中を希望し、同中学校では生徒が国際感覚を磨く機会になると捉えて受け入れを決めた。

 木本さんは6日から1年生の学級で、久しぶりに再会した同級生とともに授業を受けている。ポインター中学校に通う以外に、土曜日には日本人学校で国語と数学を学んでおり、日本語の読み書きと会話に不自由はないという。

 「社会科の歴史は聞いたことのないことばかりで難しい。ノートを取ったりして勉強を頑張りたい」と学習に意欲的。現地校にはない給食を食べ、掃除当番などもしている。部活動はバドミントン部に所属し、担任の西村靖教諭は「さまざまなことに興味を持ち、明るい性格で周囲と仲が良い」と目を細める。

 終業式後には帰国する予定で、休み時間に一緒に過ごすことの多い小林勇桜(ゆさ)さん(12)は「一緒に下校することもあり、夏休みに入るとアメリカに帰っちゃうのは寂しい」と話す。木本さんは「クラスメートはよく話し掛けてくれるので、ずっと一緒にいたい気持ち」と同校での時間を大切にして過ごしている。

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