放置自転車の活用提案 苫小牧高専で卒業研究の中間発表

放置自転車の活用提案 苫小牧高専で卒業研究の中間発表
スライド資料を使って発表する学生たち

 苫小牧工業高等専門学校フロンティアコース5年生による、フロンティア研究(卒業研究)の中間発表会が21日、同校大会議室で行われた。22人の学生たちがグループごとにスライド資料を用いて発表し、教授陣や他の学生らのアドバイスを受けた。

 中間発表会は卒業研究の現段階の進み具合や今後の計画を発表する場で、研究背景や目的などを伝える。

 今年度は3~4人の6グループに分かれ、それぞれ「防災教育を通じた多文化共生社会実現に向けた取り組み」「持続可能な地方インフラサービス運用のためのシステム構築の研究」といった課題に取り組んでいる。

 このうち、「苫小牧駅周辺ビジョン策定」をテーマに掲げる4人は、市内で1年間に約100台発生する放置自転車に着目し、放置自転車を再利用したシェアサイクル「とまサイクル」を提案。(線路を挟んだ)南北の交通を活性化させることで、新たなまちの魅力を発見できるとともに、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながるとアピールした。

 自分たちで修理したリサイクル自転車も披露。8月の夏休み期間中に4台を再利用できるようにする予定といい、学校祭の準備期間に学生に貸し出し、アンケートを取りながら研究を重ねる方針とした。発表者の髙田あゆ美さん(20)は「実際に(シェアサイクルとして)使ってもらえれば」と述べた。

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