苫小牧総合経済高校流通経済科3年の加藤いずみさん(17)が、日本商工会議所(日商)簿記検定試験の2級に合格した。2級は経営管理に役立つレベルの簿記知識が問われ、合格率は20%前後。同校から合格者が出るのは8年ぶりという。
卒業後の進路の可能性を広げたい―と、1年生の頃から資格取得の勉強に励んできた加藤さん。2年生で日商簿記の3級、情報処理検定やビジネス文書検定などの1級に合格した。
2年生の授業で、日商簿記2級に登場する日商簿記の工業簿記(製品製造に関する会計処理を記録する簿記)について学び、今回は簿記担当教諭の勧めで受検した。
ほぼ独学で、試験の半年ほど前から自宅で過去問題と向き合った。分からない問題はスマートフォンなどで調べ「理解できるまで何回も解いた」と振り返る。それでも2月の試験終了後は合格できたか不安だったという。
「応援してくれる家族や友達がいるから頑張れる」と加藤さん。今後も日商簿記1級やITパスポート試験など他の資格にも挑戦予定で、将来は「事務系の仕事をしたい。今、勉強していることを生かすことができれば」と話す。
加藤さんが受検した第163回(2023年2月の試験)の合格率は24・8%。ビジネスに生かせる基本知識とされる3級に対し、2級はより高度な商業簿記で、原価計算を含む工業簿記習得が求められる。
















