全国高校総体(インターハイ)に合わせて来道した秋篠宮ご夫妻は22日、2018年9月の胆振東部地震で震度7を観測し、37人が犠牲になった厚真町を訪問された。ご夫妻は犠牲者に哀悼の意をささげるとともに、安平、むかわ両町を合わせた3町合同の植樹会にも参加され、復興と森林再生の思いを込めて木を植えた。
ご夫妻は同日午後4時15分ごろ、地震による山腹崩壊で町内最多の19人が命を落とした吉野地区に到着。1軒を除くすべての民家が土砂にのみ込まれた惨状を確認し、心を痛めながら紀子さまとともに斜面に拝礼された。紀子さまは同地区がかつて桜の名所として親しまれ、現在植樹が進んでいることを聞き、「桜が咲く頃にぜひ訪問したい」と話されたという。
また3町で約4300ヘクタールが被災した森林の再生を願い、京町のつたえり公園でアカエゾマツなどの植樹も行い、地元の小中学生と交流された。厚真中学校3年の小山蒼太さん(15)は「この木が復興の象徴として立派に育ってほしい」と話した。
















