毛ガニ籠漁終わる 苫漁協 漁期残し漁獲上限に

毛ガニ籠漁終わる 苫漁協 漁期残し漁獲上限に
漁期を残して終了した毛ガニ籠漁

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)の毛ガニ籠漁は24日、漁獲量が今季設定された上限の24トンに達した。漁獲枠は道の厳しい資源管理で前年比で約6トン減り、毛ガニ総量の1キロ当たり卸売平均価格は4725円(税抜き)で前年比379円高。漁獲高は約1億1340万円に達した。

 室蘭市―むかわ町の胆振太平洋海域における毛ガニ籠漁は10日に解禁し、漁期は8月13日まで。道の資源調査結果を基に毎年漁獲枠を決め、甲長8センチ以上の雄に限定し出荷している。

 同漁協は今季、カニ籠漁業部会の漁船16隻が12日間にわたって漁を展開。水揚げ初日に3・8トンを漁獲し、初競りで甲長10センチ以上の「大」は1キロ当たり8999円で、前年比2010円高と好調なスタート。

 今月中旬はしけが影響し、後半は漁獲量が伸び悩んだというが、昨年と同じ操業日数で終了した。24日は苫小牧港・西港漁港区で水揚げした毛ガニを計量し、漁獲枠超過分は苫小牧沖合に戻した。

 ここ数年は増え続けていた漁獲枠が減る中、昨年に続いて漁期を2週間以上残して終了する結果となり、カニ籠漁業部会の高島正司船団長(52)は「実際にはもっと資源はあると思う。生産者の生活にも関わる」と適正な漁獲配分を希望。同漁協は「漁場の実態と調査結果に乖離(かいり)が出ないよう、道と話を続けていきたい」としている。

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