八王子市役所とごみ焼却施設訪問 苫小牧市こども研修

八王子市役所で研修の意気込みを語る苫小牧ウトナイ中3年の大友さん(右から2人目)

 東京都八王子市を訪れている苫小牧市こども研修事業の参加者34人は26日、八王子市役所とごみ焼却施設「館(たて)クリーンセンター」を訪れた。両市が姉妹都市締結50年を迎えたことを記念した「こども研修事業」の一環。八王子市は連日の猛暑日で児童生徒たちは慣れない暑さに耐えながら、真剣な表情で研修に臨んでいる。(報道部・樋口葵)

 八王子市役所では、市教育委員会の安間英潮教育長らを表敬訪問。この日も最高気温が38・1度という猛暑に見舞われたが玄関前で同市観光振興PRキャラクターの「はっちお~じ」や市職員が拍手で一行を出迎えた。安間教育長は「いろんな思い出をつくると同時に、未来を担う皆さんには今後も苫小牧市と八王子市の友好をお願いしたい」と歓迎した。

 苫小牧ウトナイ中3年の大友心羽さん(14)は「(研修が)互いのまちを知るきっかけになり、(両市が)今よりもっと仲良くなれればすてき。そのつなぎ役になれればうれしい。研修で感じてきたことを家族、友人に伝えたい」と意気込みを語った。

 昨年度の苫小牧市未来創造こども会議で、児童生徒が提案したご当地マンホールぶたの交換も実現。苫小牧のマンホールは市公式キャラクター「とまチョップ」、八王子は伝統芸能「八王子車人形」がデザインされており、代表生徒と担当職員が交換の印として盾を贈り合い、それぞれの市役所で展示することを確認した。

 この後、一行は昨年10月に稼働した館クリーンセンターに移動しごみ減量について学んだ。八王子市は市民1人当たりのごみ排出量が全国の人口50万人以上の都市で最少。児童生徒は同センターの中央制御室やごみを処理する際に使用する大型クレーンを見学したり、ごみの分別を学べる体験型ゲームに挑戦したりした。

 ごみの総排出量が少ない理由について、同市の担当者は再資源化に加え、2004年からごみ処理の有料化と戸別収集を始めたことが大きいと指摘。「03年には可燃、不燃合わせて13万トンあったごみが05年には4万トン減った」と説明すると、子どもたちから「苫小牧もごみを減らすにはどうすればよいか」などと次々質問が上がった。

 熱心に動画を撮影していた苫小牧東中1年の中島佑さん(12)は「八王子が苫小牧よりごみの分別が多いことにびっくりした」と話した。

 27日は市内の上壱分方学童保育所の小1~3年の児童と交流する予定だ。

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