姉妹都市締結50周年を記念し東京都八王子市を訪れている苫小牧市こども研修団の34人は27日、八王子上壱分方(かみいちぶかた)学童保育所で地元の児童らと交流した。事前に調べてきた苫小牧の魅力などを紹介。子どもたち同士、「こっちは毎日こんなに暑いの?」「雪は降る?」などと素朴な疑問もぶつけ合い、親睦を深めた。
(報道部・樋口葵)
6月から計3回の事前研修を経て、わがまちについて見詰め直した苫小牧市の子どもたち。「行事」や「053(ゼロごみ)・ゼロカーボン」といった六つの視点でまちの良いところを話し合い、模造紙に魅力としてまとめ、発表に臨んだ。
上壱分方学童保育所からは、小1~3年の約80人が参加。10人程度のグループに分かれ、ローテーションで各班のプレゼンテーションに耳を傾けた。
このうち、「スポーツ・遊び場」班は、アイスホッケーの動画やリンクの写真を見せながら、苫小牧はアイスホッケーが盛んなまちであることを伝えたほか、市緑ヶ丘公園の金太郎の池や苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)のキラキラ公園など市民の憩いの場を紹介。アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道選手が使うスティックを披露すると、物珍しそうに触れていた。
大多数の児童は苫小牧に関する知識がほとんどなく、上壱分方小1年の石田唯菜さん(7)は「雪が見たい」と興味津々。同小3年の中神瑠璃さん(8)は「カレーラーメンが食べたい」と話した。苫小牧拓勇小6年の澤田壱希さん(12)は計6回の発表に「疲れたけど自由に発言する人もいるなど楽しそうに聞いてもらえてよかった」とほほ笑んだ。
両市の子どもたちは昼食も共にし、すっかり打ち解けた様子。最後に苫小牧市の子どもたちがホッキ貝の貝殻にメッセージを書いて現地の児童にプレゼントすると別れの際には、名残惜しそうに手を振り合う光景が広がった。
この日は、江戸時代に北方警備と開拓のため道内の白糠を訪れた八王子千人同心の千人頭の原胤敦(たねあつ・通称半左衛門)、勇払に入った弟の新介の墓がある本立寺(ほんりゅうじ)も訪問。子どもたちは、静かに手を合わせていた。



















