道内最大級の航空イベント「千歳のまちの航空祭」が30日、千歳市の航空自衛隊千歳基地をメイン会場に開かれた。2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で中止や入場制限を行ったが、今年は4年ぶりに「コロナ前」と同じ規制なしで実施。ブルーインパルスの曲技飛行などを華麗に繰り広げ、入場者数は約6万3000人で、前年と比べて4割弱(約1万7000人)増えた。
26年の新千歳空港開港100周年に向けて千歳市全体で盛り上がろうと、昨年に引き続き同基地と新千歳空港の一部をはじめ、千歳市内のグリーンベルト、千歳アウトレットモール・レラ、日本航空大学校で航空祭イベントを実施した。
空港会場では政府専用機が同航空祭としては4年ぶりにお目見えした。運用する特別航空輸送隊(千歳)は創隊30周年の節目。記念撮影コーナーも設けた他、間近で見学できるよう趣向を凝らした。訪れた人は主翼の真下から見上げたり、1メートル先のエンジンに見入ったり。千歳市の主婦西郷朋子さん(35)は「空を飛んでいるのを見ているが、こんなに大きいとは思わなかった」と喜んでいた。
基地会場では、第2航空団(千歳)がF15戦闘機8機で大編隊飛行し、他国の領空侵犯に備える緊急発進スクランブルのデモンストレーションを行うなど、千歳ならではのプログラムを展開した。曇天模様で雨もぱらつく中、フィナーレは宮城県松島基地の第4航空団に所属する第11飛行隊、ブルーインパルス6機による曲技飛行。上空にハートを描いたり、高速の背面飛行で上空をすれ違ったりと迫力満点で、札幌市の小学生柴﨑琉空君(10)は「いろんな技が見られた。すごい」と目を輝かせていた。



















