【ウェリントン時事】オーストラリアとニュージーランドが共催するサッカーの女子ワールドカップ(W杯)第12日は7月31日、ウェリントンなどで1次リーグ最終戦の4試合が行われ、C組の日本(なでしこジャパン)はスペインに4―0で快勝し、3連勝の勝ち点9で首位通過を決めた。8月5日の決勝トーナメント1回戦では、A組2位のノルウェーと当たる。
既に16強入りを決めていた日本は、前半に速攻などから3ゴール。宮沢(マイナビ仙台)が先制点を含む2点、植木(日テレ・東京V)も1点を挙げ、後半には田中美(INAC神戸)が加点した。3連勝での1次リーグ首位通過は、2015年カナダ大会以来。国際連盟(FIFA)ランキング11位の日本は同6位のスペインから初勝利を挙げ、対戦成績を1勝1分け3敗とした。
C組のザンビアはコスタリカを3―1で下した。B組は豪州が東京五輪金メダルのカナダに4―0で大勝して1位。ナイジェリアがアイルランドと引き分けて2位となり、カナダは敗退した。

















