苫小牧リトルシニア4連覇 苫地区中学硬式野球交流大会

優勝した苫小牧シニア

 第16回苫小牧地区中学硬式交流野球大会は7月30日、とましんスタジアム=苫小牧市=でリーグ戦が行われ、苫小牧リトルシニアが2勝で4連覇、9度目の栄冠をつかんだ。準優勝は苫小牧ボーイズ。個人賞は苫シニアの三浦秀人(啓明3年)が最優秀賞、苫シニアの田中健太(青翔3年)、苫ボーイズの春日十輝(光洋3年)が優秀賞を獲得した。
 苫シニアは初戦で苫小牧西リトルシニアに10―0の五回コールド勝ち。苫ボーイズ戦は14安打で14点を挙げて圧勝した。
 所属リーグの垣根を越えた交流大会はスポーツ用品店のサカイスポーツ=市表町=主催。苫小牧民報社が共催し、オール苫小牧硬式野球部が後援した。
 ▽リーグ戦
苫小牧リトルシニア
70300―10
00000―0
苫小牧西リトルシニア
    (五回コールド)
(苫)山口、上原―三浦
(西)伊藤―佐藤
🉂伊藤、山口(苫)
苫小牧ボーイズ
1000021―4
0000000―0
苫小牧西リトルシニア
(ボ)神、山田、石川―橋場凰
(西)日野、福沢―佐藤
🉂春日、橋場凰(ボ)
苫小牧リトルシニア
14531―14
10000―1
苫小牧ボーイズ
   (五回コールド)
(苫)三浦―木村
(ボ)春日、成田、山田、吉川、石川―橋場凰、漆沢
🉀春日(ボ)
🉁田中(苫)
🉂木村、田中、横谷(苫)
 ▽順位 (1)苫小牧リトルシニア 2勝(2)苫小牧ボーイズ 1勝1敗(3)苫小牧西リトルシニア 2敗

― MVP三浦、今季1番のピッチング
 苫小牧シニアが2戦コールド勝ちで王座をがっちり守った。浜谷千春監督は「上出来です。三浦も今季一番のピッチング。バント、走塁もうちらしい野球ができたし、いい形でライバルのボーイズに勝てて、思い出になります」と笑みがこぼれた。
 制球が心配された三浦。ボーイズ戦では初回2死からランニング本塁打を浴びたが、二回以降はボーイズ打線を1安打に封じ、安定感を見せた。 
 攻撃では、1年生の横谷は左右に打ち分けて4安打と大当たり。三回のスクイズは内野安打にするなど小技もアピール。浜谷監督は「ここ2週間で当たりだした。まだパワーはないけどよくやっている」と評価した。
 また、「きょうの2試合くらいのゲームをやってくれると、シニアの大会でも上位と渡り合える」と話し、残る今季の大会に期待を膨らませていた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る