コミセン2カ所に出張相談所 苫小牧市社協、あすと10日

コミセン2カ所に出張相談所 苫小牧市社協、あすと10日
コミセンの出張相談所をPRする担当者

 生活上のあらゆる相談に応じる苫小牧市社会福祉協議会の市民相談所は、年間600件を超える相談に対応している。多岐にわたり、複雑化する内容に応えるため市社協は今月、市内2カ所のコミュニティセンターに担当者が出向き、初めて出張相談を行う。より気軽に悩みや困り事を寄せてもらい、適切な支援につなげたい考えだ。

 出張相談所は、のぞみコミュニティセンター(のぞみ町)に2日、沼ノ端コミュニティセンター(沼ノ端中央)に10日、それぞれ開設する。相談は無料。時間は午前10時~午後2時半で、1人30分。予約は不要だが、時間を指定したい人は事前に連絡する。

 1960年に専任の職員を配置して始まった市民相談所は現在、市民活動センター(若草町)に窓口があり、来所または電話でどんな相談にも応じる。匿名での利用も可能。問題解決に向けて専門機関を紹介するなど情報提供のほか、ひたすら話に耳を傾け、相談者が気持ちや考えを整理できるような手助けも行う。

 相談は▽平日午前8時45分~午後5時15分の「心配ごと相談」▽毎月第2火曜日午後6時~同8時の「夜間相談」▽毎月第4金曜日の事前予約制「無料法律相談」―の三つで受け付けている。

 2022年度の相談件数は667件。家族関係や健康への不安、暮らしや住まい、福祉、教育などさまざまだが、相続や贈与など財産に関するものが3割近くで最も多く、離婚にまつわる相談も約1割に上ったという。

 市社協は相談者に寄り添い、支援につなぐ取り組みを続けているが、「電話は苦手で市民活動センターも遠くて行けない」「空き時間にちょっとだけ相談したい」などの需要が地域にあるとみて、出張相談を計画した。担当者は「どこに相談したらいいか分からない、とりあえず話を聞いてほしい―など、人と話すことでしか解消できない不安や悩みを気軽に話してほしい」と呼び掛ける。

 問い合わせは市民相談所 電話0144(33)2345。

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