2大会ぶり5度目の優勝を狙う男子の相生学院が4強。シングルスの坂本主将(3年)は苦しみながらも9―7で競り勝った。「他の2本(シングル、ダブルス)が心強く、思い切りできたので押し切れた」と振り返った。
麗沢瑞浪の桃山(3年)に粘られ、2本のマッチポイントを逃した。「終盤は相手の調子も上がってきて苦しかった」。それでも最後は気力で乗り切った。「今回のメンバーで(優勝を)取れなかったらもう取れない。地元に残してきた仲間のためにも優勝したい」と気合十分。30度近い気温。苫小牧の気候については「涼しくて助かってます」と最後は真っ黒な顔から白い歯がこぼれた。