景況にやや足踏み感 4~6月期 道内の中小企業 日本政投銀道支店 

景況にやや足踏み感 4~6月期 道内の中小企業 日本政投銀道支店 

 日本政策金融公庫札幌支店は、2023年4~6月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中小企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は、前期(23年1~3月期)に比べ3・6ポイント低下し7・6となった。プラス水準は維持したものの、持ち直しの動きにやや足踏み感も見られる。

 業況判断DIは、製造業が前期比10・4ポイント悪化のマイナス7・4となり、3期ぶりにマイナス水準に転じた。これに対し非製造業は前期比4・8ポイント悪化したものの11・9となり、プラス水準を維持した。

 売り上げDIは、前期に比べ6・9ポイント低下の12・3となり、2期ぶりに悪化。純益率DIは4・3ポイント上昇して0・4となり、プラス水準に転じた。

 当面の経営上の問題点では、「原材料高」(28・2%)が最多。これに「求人難」(27・7%)が続いた。

 一方、小規模企業(従業員20人未満)の業況判断DIは、前期に比べ12・5ポイント上昇しマイナス6・4となった。依然としてマイナス水準だが、緩やかに持ち直している。

 調査は同公庫の取引先の中小企業533社、小規模企業463社を対象に、6月中旬に実施。中小企業249社(回答率46・7%)、小規模企業266社(同57・5%)から回答を得た。

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