11日から東京都で開かれる第34回全日本女子軟式野球選手権大会に、苫小牧ガイラルディアが出場する。ナインは2015年以来8年ぶりの上位進出に燃えている。
ガイラルディアは、道内4チームが出場した6月の太陽グループ旗争奪第25回北海道女子軟式野球大会(リーグ戦)で2勝1敗の準優勝だったが、昨年の秋季大会の獲得ポイントと合算して第1代表になっている。
チームは22人。ピッチャーを中心に失点を少なく守って勝つ野球が信条。春の全道大会は天候の影響も受けたが、守りの野球ができずに苦しんだ。
渋谷梨乃、小鹿未來、京野優希らの投手陣は変化球を織り交ぜた緩急で打たせて取るタイプ。打線は小沢妃奈、京野、河原来実、朝長優華で固め、長打も期待できる。
全国大会には24チームが出場。ガイラルディアは初戦でメダリスト(宮城)と激突。勝つと2回戦で町田スパークラーズ(東京)と顔を合わせる。大滝裕生雄監督は「なかなかまとまって練習ができず、準備不足は避けられないが、優勝を目指して戦ってきたい」と話している。
ガイラルディアの全国大会出場は14度目。09年に準優勝、15年は3位に入っている。














