苫小牧市社会福祉協議会は3日、市民活動センターで子どもの不登校に悩む保護者らを対象とした学習会「不登校の知恵ぶくろ」を開いた。市社協が定期開催している不登校に関する座談会「風まち」の特別企画で、テーマは発達障害。市教育委員会子ども支援室あかりで特別支援教育相談員を務める菅原寿昭さんが、発達障害を正しく理解する上での知識や考え方などを伝えた。
菅原さんは「発達障害はしつけ不足やわがまま、心の病気ではなく、脳の機能のアンバランスさによって現れる強い個性」と指摘。努力しても成果が出なかったり、周りの大人や友人から頻繁に叱責、注意されたりすることで自信を失い、投げやりな態度になってしまう「二次的障害」が要因で非行や不登校となる子どももいることにも触れた。
その上で、不登校の子どもの自尊感情低下を防ぐため、保護者は「役割をこなしたら必ず褒める」「肯定的な気持ちで接する」「生活リズムが崩れないようサポートする」といった姿勢が重要であることを強調した。
市社協は不登校の当事者や保護者の孤立化を防ぎ、情報交換を図る場として昨年8月、「風まち」をスタートさせた。偶数月に座談会を開いてきたが子どもの発達上の課題が共通の話題となることが多く、発達障害について学ぶ機会として今回の学習会が企画された。
















