「全力出して優勝を」 苫小牧相撲少年団が市長表敬

「全力出して優勝を」 
苫小牧相撲少年団が市長表敬
全国への意気込みを語った相撲少年団関係者らと岩倉市長

 苫小牧相撲少年団に所属の選手3人がこのほど、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に「全力を出して優勝を目指したい」と全国大会への意気込みを語った。

 訪れたのは大場太陽(沼ノ端中2年)、三上葵(凌雲中1年)、佐藤尊吏(糸井小4年)の3選手と杉山秀人コーチ。佐藤は6月に札幌市で行われた第10回わんぱく相撲札幌場所に出場し、優勝している。また、7月に北広島市で開催された第26回北海道小中学生相撲選手権大会では大場が優勝。三上は3位と好成績を残しており、それぞれが全国大会への決意を述べた。

 このうち6日から東京で開かれる、第34回全国都道府県中学生相撲選手権大会に出場する大場は「上手投げ」で上位を狙う。普段から「ぶつかり稽古でたくさん鍛錬してきた。成果を発揮して上位を目指したい」と闘志を燃やした。

 全国出場が初めてという三上は、体重100キロと恵まれた体格を生かしてパワフルな相撲を目指す。低い姿勢から重心を安定させて前に押し出す相撲が持ち味。「自分の相撲に集中して、最初にぶつかった時に一気に押し出したい」と力強い決意を披露した。

 杉山コーチは「大場はとにかく努力する選手。三上は全国舞台での経験からいろいろ学んでほしい。2人とも自分の相撲をとってほしい」と背中を押した。

 岩倉市長は3人に「目標を高く持って、ぜひ頑張ってほしい」と激励していた。

 一方、佐藤は7月30日に全国大会を終えた。昨年の全国舞台ではベスト8と健闘しており、今回が2度目の挑戦。「去年負けたリベンジをしたい」との思いで臨んだものの、ベスト16の厚い壁を前に悔し涙をのんだ。

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